【プロフィール】
株式会社クチュール ブランドプロデューサー 泉 祥子さん
インターン時にレストランプロデュースを経験し、プロデュース業に興味を持つ。その後、化粧品業界へ。化粧品企画のキャリアは10年間以上。
職人による化粧品作りや工場などの現場を数多く見てきた経験から発信される企画力には定評あり。
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【プロフィール】
株式会社クチュール ブランドプロデューサー 泉 祥子さん
インターン時にレストランプロデュースを経験し、プロデュース業に興味を持つ。その後、化粧品業界へ。化粧品企画のキャリアは10年間以上。
職人による化粧品作りや工場などの現場を数多く見てきた経験から発信される企画力には定評あり。
メイクの脇役アイテムだった『化粧下地』に焦点を当て、主役級の注目度へと引き上げたブランド、ヌーディモア。 下地の力を実感したファンの支持を受け、誕生から20年を経てなおロングセラーを続けています。 日本初の専門ブランドとして下地に着目したきっかけとは? 下地が叶える理想的な仕上がり感から施術・店販といったサロンシーンとの相性まで、肌のことをとことん考えたヌーディモアの下地論を、ブランドプロデューサー泉祥子さんにうかがいました。
「下地のヌーディモア」
ブレないブランディング
最近では、ようやく化粧下地での肌づくりが重要視されはじめましたが、その下地に20年も前から着目。日本初の下地専門ブランド「ヌーディモア」は、常にブレないブランディングで成長してきました。
オリジナル下地の誕生は、世界のファッションシーンを見てきたメイクアップアーティストの要望がきっかけだったそうです。
「海外製品が主流だった1998年、『日本人の肌ではファンデの色と質感が正しく再現されない』という不満がメイクアップアーティストから聞かれるようになりました。そこで、
日本人の肌でも、鮮やかな発色・狙い通りの質感を出せるという理想に応えるべく『海外ファンデのための国産下地』を開発したのが、ヌーディモアの始まりでした」(泉さん)
かつて外資系コスメブランドには『化粧下地』という概念自体がなく、素肌に直接ファンデーションを塗るのが一般的でした。しかし、欧米人向けに開発された化粧品の発色や特性は、
元々の色味や質感自体が違う日本人の肌にはマッチしなかったのです。そこで、肌とファンデーションの橋渡し役として、下地でコントロールするという発送が生まれました。
それは、日本人特有のニーズから生まれた、日本独自のステップの誕生でした。
今では世界的にも下地の役割が認知されてきたとはいえ、いまだに美容業界では「化粧品全体の売上中、下地は1%」ともいわれているそうです。しかし、
下地発想の商品開発を行ってきたパイオニアであるヌーディモアでは常に下地商品がトップセールスをキープ、82%のリピート率をマークしているといいます。
母娘二代の愛用者も多く、ロングセラー商品となったのは、こうした確実なファン層の獲得に支えられていることも、このブランドの強さのひとつでしょう。
「下地はスキンケアとメイクアップの境界線に位置づいていて、理想的なメイクを完成させる上では欠かせないステップなのです。トレンドやテクニックは時代と共に移り変わっても、
メイクの大原則は肌づくりです。特に日本人は、素肌っぽく仕上げることを求める傾向が強いですね。近年では、肌の欠点を隠すよりも、お風呂上がりのようなツヤ肌や赤ちゃんのようなピュア肌のように
「素肌っぽさを活かした質感メイク」が主流となり、質感コントロールを重視した下地の必要性がさらに増していると言えるでしょう」(泉さん)
メイク上手から素肌美人へ
下地が叶える自然な美しさ
「ヌーディモアの下地は30〜50代と幅広い層に支持されておりますが、興味を持たれる方の多くが、ファンデをあまり使いたくない、頼りたくないからとおっしゃっています。
肌の悩みを解消しようとファンデを塗り重ね、肌の負担になったり、気付けば相当な厚塗りになってしまうのを懸念するからでしょう。
「肌の悩みをカバーしたい」と「自然な素肌っぽさをキープしたい」という相反する望みを叶えるのが、我々の下地の役目だと考えています」(泉さん)
元々、肌は排出器官であり、皮脂や汗、角質を常に排出しています。そこに異物(メイク)を感知すると排除しようとする働きがあり、これがメイク崩れの要因のひとつにもなります。
だからこそ、肌が感知しないほどの親和性で負担なく寄り添い、メイクを繋ぎ留めるものでなければなりません。そこでヌーディモアの下地は、肌の天然因子やキメを再現した第二の素肌(疑似皮膚)として素肌へ同化させることで、肌に負担をかけることなく質感や色彩をコントロールしているそうです。
サロンシーンでもパックやマッサージなど、施術で活性した肌の赤みをカバーすることもできます。
化粧下地は、いわばスキンケアとメイクの橋渡し役。「下地でしっかり、ファンデは薄く」を目指し、ファンデの発色と質感を肌へ同化させ、「メイク上手な人」から「もともと素肌がキレイな人」へと引き上げていけるよう開発が進められています。
また、このような下地発想から生まれた同ブランドのスキンケア商品も人気を集め、フルラインナップで愛用するユーザーも多くなってきました。
●UV商品・デイパートナー
「下地でキレイに仕上げたメイクを崩したくない!」というユーザーの声に応えて商品化。下地同様の疑似皮膚処方に低反発性をプラス。肌が感じる負担を軽減し、白浮きなどにメイクの仕上がりが悪くなったり塗布したときの不快感を解消。オールシーズン使い続けられる使用感の良さが好評。
●スキンケアライン
肌のトラブル自体をなくしていけば、下地での質感表現やメイクもより楽しむことができるとの発想から、スキンケアラインをリニューアル。クレンジングや洗顔、化粧水の塗布時など、無意識に肌を擦って余計な刺激を与えている方が多いことから、スキンケアの手順を減らすことで摩擦回数を軽減。下地につながるスキンケアは、シンプルに完結できるようアイテムを厳選。
「下地発想」の商品開発により、素肌とメイクの仕上り精度を無限に高めていこうと進み続けるヌーディモア。ブランドの進化はまだまだ止まらないようです。
新商品ミストインクリームのポイント
肌の最適な湿度は65%とされていますが、常に変わる環境で維持することは困難。そこで開発したのが、保湿クリームではなく「加湿クリーム」です。塗布により24時間、肌の理想的な湿度を維持。目元口元はしっとり、Tゾーンはセミマットに、乾燥にも脂っぽくもならず、赤ちゃんの肌のようなフラットな状態をキープします。