出産後の母親が、心身ともに余裕と自信を持って育児に向かえるようにサポートする「産後院」の存在が、日本でも注目されはじめています。
今回は、産後院の本場・韓国で学び、産後サポートと美容ケアの融合した新視点の施設「産後ケアセンター・マミーキャンプ」の立ち上げから参画した松永さんに、妊産婦に特化した化粧品開発についてお話をうかがいました。
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出産後の母親が、心身ともに余裕と自信を持って育児に向かえるようにサポートする「産後院」の存在が、日本でも注目されはじめています。
今回は、産後院の本場・韓国で学び、産後サポートと美容ケアの融合した新視点の施設「産後ケアセンター・マミーキャンプ」の立ち上げから参画した松永さんに、妊産婦に特化した化粧品開発についてお話をうかがいました。
妊産婦の声に応えた本当に必要な商品を
産院での出産後は、産後院で体力の回復や育児のレッスンを受けるのが常識となっているという韓国。一方、日本では実家に頼る以外には、産後の体も心も休める時間を取れる機会は少なく、退院後はそのまま自宅での育児生活に突入するのが当たり前とされてきました。
しかし近年では、核家族化や高齢出産、育休後の社会復帰に備えるなど、昔とは異なる環境での育児が待っている女性が増えています。
本場韓国の産後院でノウハウを学んできた松永さんは、そんな日本の状況を変えるべく、国内で産後院の立ち上げに参画。今まで日本にはなかったスタイルの「母乳授乳ケア×育児指導×美容を兼ね備えた、ママのための宿泊施設」として「マミーキャンプ」を誕生させました。
そして、産後院事業と院内サロンを運営する中で、直面するお母さんたちのリアルな声を聞くたびに、その声をきちんと反映した商品を供給しなければと強く思ったそうです。
「産前産後は、思った以上に身体に不可がかかるため、ホルモンバランスも通常より乱れてしまいます。こうした女性たちのライフステージの変化によって敏感になりがちな肌にも、トラブルなく使えたり悩みを解決できるような商品が必要だと思っていました」
それはやがて、自社ブランド商品開発において大きな強みにもなっていきました。
「妊娠線予防クリームなど、出産後特有のトラブルに対応する商品は今までもありましたが、産前産後一貫して使用できる商品はほとんどありませんでした。弊社の商品は、産前産後どちらもケアができるというところもお客様から支持いただける要因の一つだと思っています」
トータルで緩和・解消
マタニティケアの本懐
今は共働きも多く、出産準備にも心や時間の余裕がない上、産休期間が少ないお母さんにとって、出産が終わったらまた化粧品ラインを切り替えて…と、あれこれ揃えなければと考えること自体が大きなストレスになります。
その上、産後2〜3時間おきの授乳により起こる肩こりや肩の辛さ、次第に姿勢が悪くなり、腰に負担がかかることで起こるむくみなど、不調の連鎖に耐え続けているお母さんたちへ、産後院のメソッドと化粧品による力でもっとサポートできないか…マタニティケアとは、もっとトータル的に考えなければと思っていた松永さんは、産後院でのお母さん達の声のもと、産前産後に特化して商品開発できる環境を最大限に活かし、研究に邁進しました。
「例えば、ママズケアのボディトリートメントクリームは、妊娠線予防を目的として開発にあたりましたが、穏やかに温めながら代謝を促す成分と、肌自体にハリや艶を与える成分を配合し、温める、巡らす、潤すを叶えるボディクリームに仕上げ、マタニティ+αで美容効果をもたらす商品であることも大きなポイントになっています」
また、シリーズでの一番人気、会陰マッサージ用に開発された「ママズケアスムージングオイル」も、出産後、余ったオイルは、フェイシャルオイルとして活用できるそうです。
「浸透のしやすさやテクスチャーにもこだわり、モリンガオイル、マンゴーオイル、カモミールエキスなど美容液として成り立つような贅沢な成分を配合しているので、直接お顔につけていただく他、お手持ちの乳液とまぜて使うこともできます。
デリケートゾーンのケア商品に関しては、産前産後のお母さんにも使えるという高い安全性で、サロンの店販もしやすいと以前からお声をいただいていました。今回リニューアルしたラファムシリーズでも、デリケートゾーン専用ウォッシュとホワイトニング保湿クリームをご用意しています。妊娠期に関わらず、生理中のナプキンのムレや摩擦によるかぶれ、不快感に悩まれている方のニーズが高く、当院にお越しのお客様も、マストアイテムとして重宝してくださる方が多くいらっしゃいます」
ストレスフリーな環境を商品を通じて提供したい
当初はママ向けに開発していた商品も、ホルモンバランスの乱れという共通の原因から、産前産後に関わらず現在女性共通の悩みにマッチすることは大きな発見でした。
女性たちの社会進出に伴い、日常的なストレス負荷は格段に増え、身体や肌に影響を与えています。重度のPMS症状やむくみ、慢性的な肌荒れなど、尽きることがない悩みに対し、フィトテラピーをもとにして商品を開発。香りに対しても徹底的にこだわったそうです。
「ホルモンバランスが乱れている時は、ずっとお気に入りだったアロマさえ苦手になることもあるほど敏感に。そこで、香り専門の研究者と相談して香りを決めています。お客様からは強すぎず心地良い香りでとてもリラックスできる、というお声をたくさん頂いています。妊産婦期後のリピート購入も増えているようです」
こうした様々なトラブルを緩和しながら、高いリラックス効果をもたらすことも、同ブランドが世代問わず人気を集める大きな要因になっています。
今後も、赤ちゃんとお母さんが一緒に使える商品をはじめ、女性のどんなライフステージにも寄り添う商品を増やしていきたいという松永さんの研究開発は続いていきます。