この海洋性微生物「シリタリス(※1)」こそが、BIJOU DE MERブランドの最も代表的な成分である。
シリタリス(※1)には、日々ダメージを受ける肌が修復しようとするエネルギーを助ける働きがあり、長期的な抗シワやリフトアップに高い効果を発揮する。
そのリフトアップにもつながる美容成分をギュッと高配合するとともに、起伏のある肌をなめらかに導くエフェメール成分、皮膚の生成に重要なホルモンに働きかけ肌のテカリや毛穴、ニキビにアプローチするマットマリンなどの海洋美容成分が複合的に肌の機能を底上げしてくれるという。
濃厚でありながら、繊細なテクスチャー。肌につけた瞬間から感じるみずみずしさ、一日中続くハリとツヤ感。なめらかで柔らかい肌。そして翌朝に感じる違い。多くの女性を魅了し続ける海からの贈り物「BIJOU DE MER」を是非一度、体験してほしい。
(※1)バチルス発酵物(皮膚コンディショニング)
新原料との運命的な出会い
短時間でフェイスリフトを可能に
幼少時期から、美容への関心が強かったという及川さん。
親戚である資生堂トップヘアメイクアップアーティストの岡元美也子さんから影響をうけ、自身も大手外資系化粧品メーカーにてメイクアップアーティストとしてキャリアを積む。30代で退職後、当時は珍しかったコスメセレクトショップ(コスメクリニック)を立ち上げたり、コスメティックブランドプロデューサーという肩書でさまざまな化粧品メーカーや化粧品工場のサポートを行ってきた。そんな及川さんが、化粧品に配合しブランド化したいと強く思う原料に出会ったのは、2016年、出張先のパリにてLIPO TRUE社へ訪れたことがきっかけだった。
「微生物がもつ菌外多糖により30分以内でのリフトアップ効果(V-shape)が期待できるという海のバチルス発酵物『シリタリス』に強い衝撃を受けました」
この『シリタリス』という原料は、レユニオン島の深海3400mから採取された微生物を発酵することにより得られ、ミトコンドリアのATP産生やSIRT3の刺激による長期的抗シワ効果を有する。さらに、ポリマーによるリフトアップと異なり突っ張った感じがなく感触にも優れておりリフトアップ素材として使えると実感したという。
「ハイエンドに向けた化粧品企画を多く担当していた時期でもあり、アンチエイジングに対してとても関心がありました。美容整形をせずにこれほどの短時間で効果を体感できる、この原料を配合した化粧品ブランドを作りたいと心から思いました。原料採取の立ち合いで訪れた自然溢れる美しいレユニオン島の近海を目の当たりにした瞬間、自然とブランドコンセプトやペルソナイメージまで明確に浮かびました」
2017年、化粧品OEMメーカーでもある株式会社リコアセラムとの出会いをきっかけにBIJOU DE MER(ビジュードゥメール)を起案。翌年の2018年5月にはブランドを立ち上げることが叶い、現在は都心だけでなく地方各地の百貨店にて展開をしている。
「幅広い年齢層の方に使用していただきたいという思いから細かなペルソナ設定は行っていませんが、ペルソナイメージをあえて言いますと、『優雅で、穏やか。トラディショナルな印象とモダンな印象を併せ持っている人』『このブランドを使ううちにそんなエレガンスな雰囲気を手にできるように』という願いも込めています」
高価な原料をおしみなく配合しつつも、限界まで価格をリーズナブルに抑え、より多くの方に使っていただけるラインにしているのだとか。今後は、リゾートホテル等、欧米諸国への進出も視野に、さらなる商品展開も企画中なのだそう。BIJOU DE MERに対する期待、ユーザーたちへ向けた及川さんの熱い思いが感じられた。