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BEAUTY INSIDER -業界を動かす者たち-Vol.4


今回のゲストは、理学療法士の吉田圭吾さん。アイブロウリストの斎須麻未さんが「とにかく、すごい人」と紹介してくれた方です。

【吉田圭吾さんプロフィール】
Musee Dynamic代表/小顔リハビリテーション協会代表/理学療法士。小顔サロン(東京・大阪に計7店舗)、小顔ピラティスサロン「Be align Tokyo」を運営。独自の小顔メソッドを教える「フェイスビューティーアカデミー」を設立するなど、小顔矯正の概念を変えるべく、意思を持って活動している。

解剖生理学や基礎医学に基づいた、独自の「小顔メソッド」が話題となり、メディアの注目を集める、理学療法士の吉田圭吾さん。東京・大阪に複数のサロンを持つ、美容業界の新星から、理学療法士を目指したきっかけや、独立してサロンが軌道に乗るまでの苦労、独自の「小顔メソッド」が作られた経緯など、お話を伺いました。

理学療法士という夢を見つけて

―初めに、吉田さんが、理学療法士を目指したきっかけを教えて下さい。
吉田 僕は、プロサッカー選手を目指していたのですが、高校の時に怪我をしてしまって。病院に通って、リハビリを経験した時に、理学療法士という職業を知りました。

―プロサッカー選手を目指していた…。
吉田 復帰まで時間がかかる怪我でした。この先、サッカーを続けるのは難しいと考えた時に、病院で自分を助けてくれた理学療法士を思い出しました。それで、理学療法士になろうと、すっと気持ちを切り替えました。

―理学療法士という夢ができたのですね。
吉田 ただ、小中高とサッカーのために生きてきたから、勉強ができなくて。もうほんと、小6レベル。「青菜に塩」みたいな基礎から勉強し直しました。

―大学合格のためには、かなりの努力が必要な状態だったと。
吉田 理学療法士になるには、医療大学に合格しなくてはならない。一日8時間、勉強しました。その結果、倍率19倍の入試でしたが、合格できました。

国家資格・理学療法士の役割

―理学療法士について、教えて下さい。どのようなことをする職業ですか?
吉田 理学療法士は、医師の指示の下、運動機能の回復や維持を目指して、運動療法や物理療法を行う医療技術者です。

―理学療法士には、病院にいる、優しいお兄さんというイメージがあります。
吉田 理学療法士は、急性期の人、脳卒中で生死の境にいた人、さっきまでICUに入っていた人や、呼吸困難や麻痺のある人の運動機能回復も行います。リハビリの時に、横で歩くだけの人ではないんですよ。

―命に係わる現場で、とても重要な役割を担っている職業だと、初めて知りました…。
吉田 社会的にあまり知られてないですよね。作業療法士とか、言語聴覚士とかとよく間違われます。

学生時代から独立を意識

―吉田さんは、いつから、独立を意識していた?
吉田 大学在学時からです。スポーツブランドの商品開発とか、パリコレのモデルさんにウォーキング指導するとか、理学療法士には可能性が沢山ありそうだと。でも、学校の先生にはムリといわれる。就職先は、病院だけだと。

―「医師の指示の下」という法律があるから?
吉田 そうだと思います。学生時代から、理学療法士の知識や技術には価値があると思っていたので、ずっとモヤモヤしていました。

―実際に、独立を決めたきっかけは?
吉田 父が脳卒中になって亡くなったことです。くも膜下出血で、僕は何もしてあげられなかった。それが悔しくて、脳の勉強を始めました。脳だけでなく、頭蓋骨のことも、より詳しくなった結果、頭蓋骨調整をすると、小顔になることに気づき始めました。それで、思い立ってすぐに東京で物件を借りて、病院を辞めて、上京しました。



痛くない小顔メソッドで小顔矯正の概念を変えたい

―ついに「小顔メソッド」が完成したのですね。
吉田 「小顔メソッド」は、誰かから伝授されたとかではなく、完全なオリジナルメソッド。僕に師匠はいなくて、あえて言うなら人体模型が師匠です。今も、メソッドは進化しています。

―オリジナルのメソッドで独立することに、不安はありませんでしたか?
吉田 理学療法士として、この施術には医学的な根拠がある。体に安全なものしかやってないですから。当時、流行していた小顔矯正は、顔に圧をかける施術がメインだったので、痛くない「小顔メソッド」はヒットすると思いました。

お客様がゼロだった時期もあった

―独立してすぐ、軌道に乗りましたか?
吉田 それが、まったく!病院では、次々と患者さんが来るけど、サロンは集客しないと人が来ません。今考えると当たり前なのですが。

―どうやって、集客をされたのですか?
吉田 フリーペーパーの1冊1冊にショップカードを挟みこむとか、異業種交流会に出るとか、たまたまバーで一緒になった人に話しかけてみるとか…。サロンの宣伝になりそうなことは、何でもやりました。

―一番、集客に繋がったものは?
吉田 インスタです。いわゆる映える写真ではなく、サムネイルを付けて、#小顔矯正で投稿したら、毎日500〜1000人ずつフォロワーが増えました。

―そこからすぐにブレイクした?
吉田 いやいや、まだです。5〜6か月で、やっとお客様がゼロじゃない日が出てきた。それも、お試しで来てもらっている、お金をいただけないお客様でした。そこから、2か月目で、3〜4人から、お金をいただけるようになって、6か月目で、月に60人くらいご予約いただけるようになりました。

―人気サロンに成長できた理由は?
吉田 雑誌やメディアに掲載されたり、著名人やインフルエンスの能力が高い方が、お客様として来てくださったことで、予約が取れない状態になりました。いわゆる口コミです。

きれいな姿勢が「小顔」を生む、小顔ピラティスサロン「Be align」

―今年2月に、小顔ピラティスサロン「Be align」もオープンしましたね。
吉田 小顔ピラティスという表現は、僕らが初めて作りました。小顔の大敵はストレートネック。「きれい」は、きれいな姿勢の上にしか作れません。

―吉田さんは、もともとピラティスをされていたのですか?
吉田 ピラティスは、ケガや病気から回復するために、病院のリハビリテーションでも使われます。急性期の患者さんにも。体を動かさないと、筋肉がつかないし、神経をつなぐこともできないです。

―ピラティスは、おしゃれなイメージがあったので、患者さんの健康回復のためにも使われていると知って、驚きました。
吉田 小顔整顔に1年間通ってもらったら、顔は変えられます。大切なイベント前に来ていただけたら、すぐ小顔にできます。でも、生涯の健康美を得たいなら、ピラティス等で、体から変える必要があると思います。

「小顔メソッド」をスクールで教える理由

―吉田さんは、小顔矯正・全身矯正のスクール「フェイスビューティーアカデミー」も運営されています。設立のきっかけは?
吉田 自分のプレイヤーとしての予約が一杯になった時に、どんなに素晴らしいメソッドでも、僕が施術できなくなったら終わり。お客様を幸せにできないと感じたことです。

―「小顔メソッド」を教えるスクールの必要があると考えられたのですね。
吉田 もともと僕のサロンは、「小顔メソッド」を学びたい方をスタッフ採用して、僕が直接、教えていました。ですので、スクールを作ることも、自然な流れでした。

―アカデミーでは、吉田さんから、小顔メソッドを学べるのですか?
吉田 少人数制で、僕が直接教えます。次期は、来年4月からスタート予定です。



理学療法士がプロデュース高濃度炭酸洗顔フォーム&60秒洗顔術

―パリラッシュュリフトの新商品をプロデュースすることになった経緯を教えて下さい。
吉田 もともとパリラッシュリフトの清水小夜子さんが、お客様として来てくださっていて。声をかけてもらいました。

―理学療法士が洗顔料をプロデュースするというのは、新しい発想だと感じました。
吉田 オーデヌードの洗顔料「スパウォッシュフォーム」は、高濃度炭酸99.99%。炭酸は、血流やリンパの流れを促進して、老廃物の排出も促す。小顔だけでなく、むくみや美白を意識される方にもおすすめです。

―ふわふわもちもちの泡が気持ち良さそうです。小顔効果を高める使い方はありますか?
吉田 小顔メソッドを応用した「K.Y骨格×泡メソッドHOW TO動画」(動画)が公開中です。僕が施術する時のような、優しいタッチの洗顔術です。


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