
「いま、サロンオーナーが知りたい!」シリーズ第3弾のテーマは「腸活と免疫力」。今回は、医療機関で活用される腸内細菌叢(腸内フローラ)の検査・分析サービス「シングラム」と同等の精度を持つ検査キット「健腸ナビ」を開発したシンバイオシス・ソリューションズ株式会社より村上藍子さんをゲストにお迎えし、日本美腸メソッズ協会代表理事の田和璃佳さんと共にお話を伺いました。
最初に、シンバイオシス・ソリューションズ株式会社と検査キット「健腸ナビ」について、教えてください。
村上 シンバイオシス・ソリューションズは、腸内細菌に関するサービスや研究を行うために設立された会社で、医療機関向けに「シングラム」という腸内細菌叢(腸内フローラ)の検査・分析サービスを提供しています。「健腸ナビ」は、「シングラム」と同レベルの検査が自宅でできる検査キットです。
いろいろな腸内細菌の検査キットがある中、「健腸ナビ」はどこが違うのでしょうか?
村上 一番の違いは、「健腸ナビ」は病気のリスクまでわかることです。他社の検査キットは、善玉菌、悪玉菌、やせ菌がいるか?という内容にとどまることがほとんどです。
腸内フローラの乱れが全身の病気のリスクを高める
「健腸ナビ」で検査すると、病気のリスク(病気のリスクの減らし方)がわかる?
村上 そうですね。腸内フローラの乱れが全身の病を引き起こすということが世界中の研究から明らかになっています。「健腸ナビ」では自社の研究成果をもとに、「どうすれば病気のリスクを減らせるのか」まで、検査結果としてお伝えしています。
璃佳 病気のリスクがわかるのは良いですね。
村上 意外な病気のリスクがわかることもあります。乳がん、子宮がん、更年期障害などのリスクも知ることができます。腸内フローラの状況を知ることは、病気の予防に役立ちます。
璃佳 「健腸ナビ」は、どこで買えますか?
村上 「健腸ナビ」の公式サイトでもご購入いただけるのですが、bhさんで購入していただくと、オンラインデータだけでなく、紙に印刷された冊子でも検査結果が届きます。
璃佳 冊子があると、お客様とサロンさんで結果の共有がしやすいですね。検査結果は個人情報なので、お客様のもとにしか届かない。冊子があると、お客様もサロンさんに相談しやすいと思います。
村上 医療機関向けの「シングラム」と「健腸ナビ」の検査精度は同じですが、「健腸ナビ」は、一般の人にもわかりやすい構成のコンテンツになっています。何を食べると腸内環境が改善されるのかといった、具体的なアドバイスを含んだ検査結果をお届けします。
「健腸ナビ」は3ステップ、おうちで採便→郵送→情報登録でOK
「健腸ナビ」の使い方、検査の流れを教えてください。
村上 自宅で採便→郵送(ポストに投函)→ネットで情報登録の3ステップで完了です。採便は、専用の小さなブラシに採ってもらいます。検査キットには、トイレの便座(便器)に貼って使う「採便カップ」も付属しています。
璃佳 大きなマスクみたいな形ですね!
村上 採便カップの端に、両面テープがついています。このテープを便座(便器)に貼って、ハンモックのようにして採便します。トイレのデザインに左右されず、採便しやすくなります。
璃佳 検査結果は、いつ頃届きますか?
村上 データ処理のタイミングにもよりますが、早い時は2週間くらい。多くの場合、1か月程度で結果が郵送されます。
璃佳 いつ採便するかも重要ですよね。採便した時の便が、データとして分析される。人間の便は、食事、睡眠、ストレスなどでも変わってしまうので、普段通りの生活の中で、「いつもの便」を採便するのが理想ですよね。
村上 普段は飲んでいない薬を服用した時や、風邪をひいた直後などは、2週間くらい経って「いつもの便」に戻ってから採便して欲しいです。月経中も避けてください。
璃佳 私も以前に、いつもと違う食事を食べすぎてしまった翌日に採便し、検査をした時には「えっ!?」という驚きのデータが出たことがありました。
腸活のプロであっても、日によって、腸内細菌の状況は変化するのですね。
村上 採便のタイミングは本当に重要です。「健腸ナビ」は、自宅でいつでも、自分のタイミングで採便できるのが良いですね。
病気のリスクがわかることは、病気のリスクを減らすことになる
「腸活ナビ」は、なぜ高度な検査・分析データが出せるのでしょうか?
村上 シンバイオシス・ソリューションズは、日本最大級の自社データベースを有しており、そのデータをもとに分析精度向上のためのデータ解析や、検査工程改良の研究を重ねてきたため、医療機関に提供できるレベルの検査・分析が可能です。
なぜ、病気のリスクがわかるのですか?
村上 病気ごとに特徴的な腸内細菌の構成がわかっています。その特徴をとらえて、病気ごとにリスク分析モデルを作成しているので、送っていただいた便のデータからリスクを計算することが可能になっています。例えば大腸がんのリスクが高いということは、大腸がんの人の腸内細菌の特徴と似ていることを意味しています。
病気のリスクがわかるメリットは?
村上 病気のリスクがわかる=怖いと感じる人もいると思うのですが、「どうすれば病気のリスクを減らせるか、具体的な方法がわかるようになる」ということです。その人の現状の腸内細菌の構成に合った、おすすめの食材や腸内フローラの整え方がわかるようになります。
璃佳 腸内フローラ(腸内細菌叢)は一人一人違うから、漠然と腸活するのではなく、しっかりと自分自身の「腸活の現在値」を知ることが大切です。「健腸ナビ」で自分自身の腸の現状を知ることはすごく良いと思います。
腸活で免疫力が上がる理由、医学的に根拠ある腸活とは?
なぜ、腸活は免疫力に関係するのですか?
璃佳 腸活をすると、腸内のバリア機能が高まるからです。腸壁の表面には腸内細菌がいて、ウイルスやLPS(毒素)から守る盾になってくれているのですが、現代人は、腸内細菌の種類も数も減ってしまっている人が本当に多いんです。
腸内細菌の種類と数が増えると、腸のバリア機能が高まって、免疫力が上がる?
璃佳 そうです。ただ、腸内細菌は、バランスも重要です。抗生物質・食事・ストレスなどの影響で、腸内細菌のバランスが崩れると、大腸菌などの悪さをする菌たちが増殖して、 腸内で毒素が発生してしまいます。
腸内で毒素が増えると…?
璃佳 腸壁のバリア機能が下がって、腸壁のタイトジャンクション(細胞間の接着装置)が緩み、毒素や未消化物が血管に侵入する(リーキーガットになる)可能性があります。
村上 血流に乗って、全身に良くないものが巡るので、全身に炎症が起きるということです。
腸内フローラの乱れが、全身に悪影響をおよぼす理由がわかりました。
璃佳 免疫システムが、全身に散らばった「悪いもの」を攻撃するため、自己免疫反応や慢性炎症を起こしてしまうんです。
腸活は、すごく大事ですね。
璃佳 腸内細菌の多様性とバランスが保たれていれば、腸内で毒素が作られることはないし、制御性T細胞が暴走して、全身に炎症を起こすこともない。腸壁のバリア機能が保たれていれば、ウイルスが来ても怖くない。腸活をすれば、結果的に「免疫力が高い」状態になります。
腸活=腸内細菌の多様性とバランス、「健腸ナビ」と「美FLORA」のすすめ
腸活のプロとして、腸活は、どのように行うのがおすすめですか?
璃佳 腸活は、もちろん食事も大切なのですが、食材選びの前に、まず菌を増やすことが大切です。腸に良い食材を食べても、腸内に菌がいなければ、うまく腸活に役立てられない。だから、菌活も行ってほしいです。
村上 腸活や菌活=乳酸菌というイメージを持たれがちなのですが、乳酸菌だけでは駄目で、バランスが大事です。「健腸ナビ」で検査すると、その人の腸内細菌のバランスがわかるので、例えば、酪酸菌が少ないことがわかれば、サプリで補うのがよい、といった的確なアドバイスができます。
璃佳 「美FLORA」は、乳酸菌や酪酸菌、エクオール産生菌も含め、1万4千種類以上の菌が入っているので、どの菌が不足している方にもおすすめです。腸内細菌は優秀なので、いろんな種類の菌を入れると、その人に必要な菌がちゃんと残ります。
「健腸ナビ」で、自分の腸の現状を確認して、おすすめの食材を取り入れながら、「美FLORA」も飲む。より効果的に、腸活ができそうですね。
お客様にもサロンにも、医学的根拠がある腸活は役に立つ
璃佳 クリニック向けの検査・分析サービスと同じ精度の「健腸ナビ」を提供できるというのは、サロンにとって誇りになると思います。
村上 ありがとうございます。
璃佳 お客様のためにも意識を高めて、医学的根拠のある腸活をサロン美容に取り入れて欲しいです。それは結果的に、他のサロンとの差別化、売上にも繋がると思うので、ぜひ腸活をサロンで役立ててください。
