LIPROS METHBODY ESSENCE （PCLローション）（店販・業務両用）100ml

痩身の施術やボディトリートメントにも適しております。
また、施術後のホームケアとしても非常に有効です。

LIPROS METHBODY ESSENCEは、経皮吸収を専門とした医薬品開発会社のナノ化技術により、薬液を50〜100ナノメーター前後の微粒子化して肌内部へ浸透させることに成功しました。
PCLローションは、脂肪溶解注射に使用されているレシチンと、脂肪燃焼効果をもつカルニチンを高配合しています。

皮膚浸透性試験においては高い浸透率が確認されており、従来のように針を使用することなく、塗ってマッサージするだけのシンプルなお手入れで、気になる部分をすっきりとした印象へと導きます。
従来の方法とは異なり、ご自宅で手軽に取り入れられるのが特長です。
ある調査においては、1〜2週間ほどで変化を感じ始めたという声があり、4週間後には約90%の方が「使ってよかった」と回答しています。
生活習慣を大きく変えることなく、ボディケアを続けたい方におすすめです。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。




【メソセラピーの歴史】
メソセラピーは、1952年、フランスのDr. Pistorにより始められた方法で、症状がある箇所に対して、直接治療薬を注射することにより改善を図るというものです。主としてフォスファチジルコリンを注入して脂肪を分解する方法で、分解された脂肪は血中を経て体内で代謝され、代謝産物は老廃物として排出されます。メソセラピーでの脂肪溶解術は、2~3mmの深さに注入する治療を1週間に1回から、4~10週にわたって行いますがかなりの痛みを伴います。また、注射手技の技術不足による副作用も多いようです。
フォスファチジルコリンが局所の脂肪除去に有効であることは南米で最初に発見されました。文献の上では、スペインの美容外科学会誌の2003年8月号に、スペイン語で、Dr.ルチアーナ・オリヴェーラが発表したのが最初となります。そして、国際美容形成外科学会の公式雑誌2003年11月号に掲載された、Dr.パトリシア・リッテス（Patricia Guedes Rittes，M.D）氏の論文が、このメソセラピーの中の1つの方法を、「脂肪溶解注射」として全世界に広めました。

メソセラピーの市場は約1000億（2007年矢野経済調査）とされています。ドイツではサノフィ社（Sanofi-Aventis）のリポスタビル（Lipostabil 5%ホスファチジルセリン製剤、可溶化剤として、4.75%デオキシコール酸を含む）が脂肪塞栓を効能として承認済みですが、米国では、未承認薬であること、製剤の品質に対する懸念からFDAから警告レターが出されています。

メソセラピーはおもに過度の脂肪蓄積のある人を対象としたものですが、運動不足や加齢による脂肪蓄積においては、メソセラピーを実施する程ではなくとも、脂肪の蓄積抑制が他の疾患の予防にもつながります。

特に加齢による脂肪の増加は、ホルモンの分泌減少とともに、脂肪代謝に関わる成分の減少も影響しているとされていますので、定時的にこれらを簡便に自己投与することで、脂肪の代謝バランスを改善し、蓄積を防ぐことができるなら極めて有効と考えます。

また、肥満の予防だけではなく、レシチンの生体内での重要な役割とされている細胞賦活作用（細胞をみずみずしく保つ）から、肌を美しくするという効果も期待できると思われます。


【発明の名称】
ホスファチジルコリンの経皮投与組成物とその製造方法

【要約】
最も酸化等の影響を受けやすい高純度ホスファチジルコリンを使用して、安定性及び皮膚移行性の高い経皮用組成物を提供することを目的とする。

高純度ホスファチジルコリンとカルニチン、多価アルコール、水を含有する経皮用組成物（ホスファチジルコリンのコロイド分散性液剤）を製作することにより、安定性及び皮膚移行性の良好な経皮用組成物を作製することができた。

本発明の経皮用組成物は、油性基剤（油分）を含有しないので、皮膚に馴染みやすいものとなっており、治療剤若しくは化粧料として有用である。しかも、ホスファチジルコリンとカルニチンの効果により、皮膚移行性も良く、全身あるいは局所の皮下脂肪組織の脂肪代謝を促進することができる。従って、本発明の経皮用組成物により、皮下脂肪組織の脂肪分解を促進することのできる経皮吸収用製剤が提供できるようになった。


双性イオン化合物であるホスファチジルコリンとL-カルニチンの間で静電気的相互作用が働くことにより会合しています。ホスファチジルコリンとL-カルニチンが組み合わさることにより均一した微粒子ができ、高い浸透性が生まれます。また、均一に微粒子化されることで雑菌の繁殖ができない環境をつくるため、パラベンなどの防腐剤はもちろん、保存料、酸化防止剤、界面活性剤は使う必要はありません。

50~100nmに粒子が集中していることがわかります。このことで、微粒子化されたホスファチジルコリンやカルニチンが、細胞間を通り脂肪細胞に直接働きかけることが可能になりました。



【フォスファチジルコリン】
レシチンはリン脂質の1種であり、その中で多く含まれているのがホスファチジルコリンになります。ホスファチジルコリン（レシチン）には、高い脂肪乳化・溶解作用を持っていると同時に、安全性も高いことから医薬品・化粧品で使われています。レシチンは、乳化剤としての物質移動に役立っています。そして、コレステロール低下作用や脂肪肝防止作用があると言われています。また、ホスファチジルコリンは、コレステロールエステラーゼを活性化して、コレステロールの沈着防止に役立つ成分です。
医薬品では、脂肪肝や高脂血症の治療などに使われてきた薬剤で、脂質の代謝を高めて血管壁に付着したコレステロールを溶かしだすために使われています。また、美容業界では脂肪溶解注射（メソセラピー）が有名で、メスを使わない施術として行われています。脂肪を皮下脂肪に浸透させることで脂肪細胞を溶かして、血液やリンパに運ばれて体外に排出されます。

【L-カルニチン】
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、分子量161.21と非常に小さい化合物です。私たちの筋肉細胞に多く存在しており、脂質の代謝に必要不可欠な物質です。脂肪をエネルギーに変換する時、細胞のミトコンドリア内で行われます。しかし、脂肪は単独ではミトコンドリアの膜を通過できません。「脂肪酸」+「L-カルニチン」により、脂肪がエネルギーとして活用されます。つまり、L-カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ役割として働く成分です。



【安全性】
PCLローションを開発するにあたり、使用する成分については長期投与においても安全であることが第一条件となります。そこで、独自技術により、親水性溶媒と基材のみでホスファチジルコリン（レシチン）とカルニチンを微粒子化に成功しました。また、微粒子化することにより防腐剤・保存剤などを使うことなく品質を安定させ、パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤のフリーを実現しました。

【フリー項目】
パラベン、フェノキシエタノール、鉱物油、紫外線吸収剤、シリコン、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料

■PCLローションは、パラベンやフェノキシエタノールなどの合成保存剤、界面活性剤、油脂類、酸化防止剤を使用していません。
■『ウサギにおける14日間の連続皮膚刺激性試験』においては、皮膚への刺激は認められませんでした。
■『保存効力試験』においても微生物汚染についても汚染は認められませんでした。

使用方法

【使用前】
食後の30分以内はさけ、お風呂上りにお使いください。

【使用方法】
清潔にした手ひらに適量をとり、下記の図のようにエッセンスをすり込むようにマッサージしてください。1つの部位に対して3~5分ほど行います。

【使用後】
洗い流す必要はありませんが、気になる方はご使用後1時間してふき取ってください。

全成分

水、PG、グリセリン、エタノール、ホスファチジルコリン、カルニチン、クエン酸、タンカン果皮油

使用上の注意

・お肌に異常が生じていないかよく注意してご使用ください。
・使用中や使用後に赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け（白斑等）や黒ずみ等の異常が現れた時は、使用を中止し、皮膚科専門医等へご相談されることをおすすめします。
・傷、はれもの、湿疹等異常のある部位にはご使用にならないでください。
・使用後は必ずしっかりキャップをしめてください。
・乳幼児の手の届かないところに保管してください。
・極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
・天然由来成分を配合しておりますので、変色する場合がありますが品質には問題ありません。